日経平均7万円台とドル・円160円台...

米、イランとの合意を発表...

 アメリカのトランプ大統領が、イランとの戦闘停止にむけた合意を発表し、「ホルムズ海峡が通航料なしで全面的に開放される」としたことで、中東からの原油供給が回復するとの期待が広がり、ニューヨーク原油市場では、国際取引の指標となるWTI先物価格が一時、1バレル=80ドル台まで下落した。(FNN)

日経平均は7万円台を目指す...

 10時00分時点の日経平均は3,355円高の6万9,375円、TOPIXは144ポイント高の4,025ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,394、下落銘柄数は138。出来高は7億1,756万株、売買代金は3兆5,197億円で推移しています。
 なお、日経平均は6万9,000円に乗せた後もさらに上げ幅を拡大している模様...。業種別上昇率上位は電機、建設、空運、輸送用機器、金属で、下落業種はなし。

日経平均は7万円台を目指す...

買われているのは...

 引き続きAI・半導体やデータセンター関連が主導し、キオクシアHDやソフトバンクグループ、村田製作所、太陽誘電、東京エレクトロン、イビデンが高い。

何はさて置き、ドル・円の動向

  • 投機筋の円売りが、円売り「バブル」と呼ばれた2024年7月の規模に迫ってきた。
  • 投機の円売りが主導する円安は、日米金利差からかい離するなど「行き過ぎ」懸念も目立ってきた。

2024年7月の円売り「バブル」に迫る投機円売り拡大

 CFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋の円ポジションは、6月9日時点で売り越し(米ドル買い越し)が14.5万枚に拡大した。これは2024年7月以来の大幅な円売り越しになる(下図を参照)。

2024年7月の円売り「バブル」に迫る投機円売り拡大

不思議と、円高へは向かわない図式?

 今や、ドル・円の為替動向は、日米2年物債券の金利によるものとは一概に言えなくなってきているように思えます。次の図式のようです。
  1. 先週は、週後半にイラン戦争終結への期待から原油価格が大きく下落した。
  2. そのため、米金利も比較的大きく低下した。
  3. 結果、日米金利差(米ドル優位・円劣位)は、急な縮小となった。
  4. しかし、日米金利差縮小の割には、米ドル/円の反落は限定的に止まった。
不思議と、円高へは向かわない図式?

投機筋の円売り

 既にお腹が一杯となっているので、巷では「2024年7月に起こった円売りバブル」に逼る勢いとなっています。
 但し、日本の通貨当局は、過去のトラウマが頭をよぎって、介入を躊躇する傾向があると思っています。特に、今日のように日本の株価が上がり過ぎると、下がる恐怖に駆られて何もできないかもしれません。

2024年7月の円売りバブル

 2024年7月の投機筋による円売り「バブル」は、日本の通貨当局による為替介入をきっかけにその後「バブル破裂」に転じた。この円売り「バブル破裂」局面において、米ドル/円は、7月11日の161円から8月5日には141円まで、つまり1ヶ月もしないうちに約20円もの急激な円高が起こった。

 最近は、その2024年7月以来の水準まで米ドル高・円安が再燃してきた。そしてそれを投機筋の円売り「バブル」に迫る動きが主導していると見られる。これに対して、通貨当局は160円を大きく超える円安を容認しない方針で為替市場に介入する構えを続けているようだ。

 2024年7月と同様に、投機筋の円売りと当局の円買い介入の攻防において、円売り「バブル破裂」の有無がその後の米ドル/円の行方を考える上で大きな鍵を握ることになるかもしれない。(マネクリ)

編集後記

 Myポートフォリオでは、日本株投資をスズメの涙程度にしていますから、上がろうが下がろうとが「ドル・円動向以外」の影響はないのです。
 傍で見ていると、これ程急ピッチで株価が上げ下げをするということは、謎の大波に東京市場が乗っ取られてるかの如くです。十分に気を付けて対処しましょう。外国人投資家の目的は「現預金を増やすこと」にあります。株券の保有ではありません...。