阪神の佐藤輝明内野手が三冠王...

 プロ野球セ・リーグは8日、全日程を終了し、阪神の佐藤輝明が打率3割6厘、39本塁打、106打点で打撃主要3部門でリーグ1位となり、プロ野球史上9人目の三冠王に輝いた。

 2022年に当時ヤクルトの村上宗隆(現ホワイトソックス)が達成して以来、4年ぶり。球団では1986年のランディ・バース以来、40年ぶり。


 佐藤は近畿大から4球団競合のドラフト1位で2021年に阪神入団。1年目から3年連続で20本塁打以上を放ったものの、打率は昨季の2割7分7厘(リーグ7位)がキャリア最高だった。

 2025年に40本塁打、102打点で2冠を獲得。打率向上を掲げた今季は自身初、リーグで唯一の打率3割を突破した。本塁打と打点も昨季の高水準をキープし、偉業を達成した。

バースさん、阪神・佐藤輝明を祝福

 阪神の佐藤輝明内野手が三冠王に輝き、OBで1985、86年に三冠王となったランディ・バースさん(72)が祝福の言葉を贈った。
 球団では自身以来の快挙に「本当にうれしい。阪神からまた三冠王が出たのは、私にとっても特別。今年こそは絶対取れると確信していた」と感慨を口にした。

 ともに左打者で誕生日は3月13日。昨年7月に来日した際には、佐藤と交流し「本当にナイスガイ」と人柄を絶賛していた。昨季に本塁打、打点の2冠だった佐藤は今季、リーグでただ一人打率3割台をキープ。バースさんは「本塁打だけでなく、打率でも一番になった。そこは大いに胸を張っていい」と語った。

 自身は30代での獲得だった。史上9人目、27歳で球史に名を刻んだ佐藤に「若いし、これからもっと成熟していい打者になれる。相手も研究してくるだろうが、それをどう乗り越えていくかも楽しみだ」と期待した。(共同)

編集後記

 バースさんの1度目の三冠王の時(1985年、昭和60年)は、野球観戦に熱中していた時期でした。バース、掛布、岡田選手による3連発ホームランに歓喜し、亡き母と共に、ラジオ中継に耳をそばだてていたことを思い出します。ホンに、若き日の青春時代真っただ中でした。