米国、9月半ばに『利上げ?』
ロイターの報道に拠ると、ウォーシュFRB議長が年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」で行った講演内容から、「ウォーシュ氏の発言を受けFRBによる利上げ観測が強まり、9月15-16日に開かれる次回連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定される確率はほぼ五分五分になった。」とあります。更に、次のような指摘があります。
市場での信頼度の問題?
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米国担当チーフエコノミスト、アディティヤ・バベ氏は「ウォーシュ議長の講演は心強い内容だったが、言葉だけでは不十分だ」とし、8月の雇用統計やインフレ指標が大幅に弱い内容にならない限り、ウォーシュ氏には9月のFOMCで実際に利上げを行う責任があると指摘。実際に利上げに動かなければ、ウォーシュ氏は市場の信頼を失う恐れがあると述べた。(ロイター)
MUFGセキュリティーズの米国マクロ戦略責任者、ジョージ・ゴンカルベス氏は「まずは市場がどう落ち着くかを見極めたい」とした上で、「強硬な発言を続けながら、今後の会合で利上げを見送るのであれば、これまでと同じことの繰り返しだ」とコメントした。(ブルムバーグ)
FRB、0.25%の引き上げか?
ウォーシュFRB 議長は米西部ワイオミング州で開かれている年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」で行った講演で、基調的なインフレ率が目標の2%に向かって鈍化していると確信が得られなければ、FRBには「やるべき仕事がある」と述べ、利上げが必要になる可能性をこれまでで最も明確に示唆。「現時点でFRBの焦点は物価に置かれるべきだ」と述べた。米の利上げ確率、57.5%?
CMEフェドウオッチによると、ウォーシュ氏の発言を受け、9月15─16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも0.25%ポイントの利上げが決定される確率は57.5%と、講演前の約35%から大きく上昇した。
編集後記
ドル・円の今後の動向を考えると、9月の日本銀行の会合では、「日本の利上げ」が必須となったことでしょう。でないと、盆前の日米為替介入(円買い)がまったく意味がなくなりますから...。
