2025/1/30 詳細 96,347,0307円 155.2474円/＄（日本株 : +4,218円）

１月、FRBは利下げを行わず

　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は、２９日まで開いた連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）において「金利据え置きを決定」。フェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を４．２５─４．５０％に据え置くと全会一致で決めました。

　更に、今後の利下げ時期については。ほとんど手掛かりを投資家に与えず、トランプ政権の政策を見極めていく姿勢を示しました。

　ＦＲＢは昨年９月から１２月にかけて３会合連続で合計１％ポイントの利下げを実施しています。今回のＦＯＭＣは、トランプ大統領の２期目就任後で初めての会合でした。

　今回、ＦＯＭＣ声明から『インフレ率が２％の目標に向けて「進展」している』との文言を削除したことを受け、「６月まで利下げを見送るとの観測」が短期金利先物市場において高まっています。

　今回のＦＯＭＣ声明発表を受け、金融市場が織り込む「６月までの利下げ確率は約４０％」になり、発表前の約５０％から低下しました。

　で、日銀が0.25%の利上げを実施してもドル・円為替は変わらずで済みそうです。