Google Cloud : 『気を抜くと、絶滅レベルのリスクになる...』
現在、グーグル(アルファベット)クラウドが、人工知能(AI)の収益化という観点で市場から「勝ち組」として最も高く評価されています。これは、2026年1-3月期決算で判明したものです。今のところは...。
今、グーグルがテック企業の勝ち組...
米巨大テック4社のグーグル親会社アルファベット、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが発表を終えた2026年1-3月期決算を見ると、人工知能(AI)の収益化という観点で市場から「勝ち組」として最も高く評価されたのはアルファベットだ。
4社合計のAI投資額は減速するどころか、今年全体で7000億ドル超と、従来想定された6000億ドルから一段と上振れる見通しも明らかになった。
アマゾンとマイクロソフトは1-3月期のクラウド事業増収率がそれぞれ28%と40%に達したが、それらを大きく上回ったのがグーグルのクラウド事業。増収率は63%と、予想の50.1%を超えて過去最高を記録した。(ロイター)
Bigテック社の超旺盛な資金需要...
アルファベットが米国内外で社債を起債して、この1年で850億ドルを調達し、世界各地で発行規模が過去最高となった。そして、同社は新株発行による800億ドルの資金調達もある。米グーグル親会社アルファベットが株式発行を通じて800億ドル(約12兆8000億円)を調達しようとしていることは、近く予定されているスペースXやアンソロピック、オープンAIの新規株式公開(IPO)に期待する人々へのけん制と見るべきだ。アルファベットは、人工知能(AI)にとって重要性が増している資金確保で有利な立場にある。(The Wall Street Journal)
依然として続く、巨額な借入だが...
なお、次の記事によると、アルファベット社の資金調達は、将来に向けた設備投資だけではなく「従業員がストックオプションを現金化できるようにすることもその一つだ...」との、次の記事もあります。(中略)ただAIの資金需要は膨大で、プライベート市場の手に余る。もちろん上場には他の理由もある。税金支払いに充てる資金確保も...!
従業員がストックオプションを現金化できるようにすることもその一つだ(アルファベットは今回の株式発行で調達する金額のうち、300億ドルを従業員向け株式報酬に絡む税金の支払いに充てる)。だが、四半世紀にわたってほぼ軽視されていた株式市場での資金調達力が、今改めて重要になっている。増資とは、そろそろ株式市場の天井が近い?
資本集約型企業の新たな時代が始まろうとする中、株式市場は単にプライベートエクイティ投資家に出口を提供するにとどまらない、魅力的な資金源になりつつある。筆者の悲観的な見方では、このように株式発行による資金調達が活発化していることは、記録的高水準にある株式相場を当てにしている面もあり、天井が近いサインかもしれない。(The Wall Street Journal)
『絶滅レベル』のリスクを消し去る...
ピチャイ氏は、業界全体で続く計算能力の供給制約がなければ、グーグルのクラウド事業はもっと高い成長率になっていたはずだと強調した。
アルファベットはこの供給不足克服のため、年間投資額見通しを従来より50億ドル上積みして1800億-1900億ドルとした上で、27年も大幅増額を計画している。
フューチャラム・グループのダニエル・ニューマンCEOはこうした膨大なAI投資について「何もせずにいるリスクは、積極的に踏み込むリスクよりも大きい。あらゆるハイパースケーラー(大手クラウド事業者)はこの投資サイクルで十分投資しないことが絶滅レベルのリスクになると理解している」と語った。(ロイター)
編集後記
事業に拠る純利益、借入金に拠る資金確保、出資金(増資)増に伴う資金確保...。ありとあらゆる方策で資金を集めているアルファベット社(グーグル)...。もちろん、借入には元金返済との利息払いが常に付いて回ります。
アルファベット社は、我々凡人による「懸念は邪見の類」と脇へ退け、休むことなく事業を回転させて利益を計上し続ける『相当な自信を持っている』のでしょう。



.png)
.png)
